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骨格筋修復を促進する新たな分子を発見

損傷が起きやすい骨格筋では、微小な傷に対応する細胞膜修復は重要な機能です。ジスフェルリン異常症はジスフェルリンの欠損により骨格筋の細胞膜修復機能が障害される成人発症の筋ジストロフィーで国の指定難病です。

当科を含めた研究グループは、ジスフェルリンに結合し細胞膜修復を促進する分子として新たにCK2αを同定し、CK2αの過剰発現によりジスフェルリン欠損マウス骨格筋の細胞膜修復が改善することを確認しました。さらにCK2αは細胞膜修復に関わるannexin A1のリン酸化に関係していることも示されました。今後は、ジスフェルリン異常症をはじめとした筋ジストロフィーの新たな治療標的となる可能性が期待されます。

本研究成果は2026年3月13日にThe FASEB journal誌にオンラインで掲載されました。

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/03/press20260319-01-CK2.html