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令和8年熊本地震における宮城JRAT派遣活動報告

令和8年熊本地震の発生を受け、当科医師が宮城JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会)の一員として、2026年8月28日から9月1日までの4日間、熊本県宇城地域・八代地域における避難所支援活動に参加しました。派遣チームは医師1名、理学療法士2名、言語聴覚士1名の計4名で編成され、リハビリテーション専門職として多角的な視点からの支援にあたりました。

発災から約1か月が経過し、避難所の集約や仮設住宅への入居が始まる移行期にあたり、被災者の生活不活発病やDVT(深部静脈血栓症)の予防が重要な課題となっていました。当チームは、避難所における集団体操の実施、置き型手すりや段ボールベッドなどの福祉用具を用いた生活環境整備、要配慮者への個別評価と生活相談を行うとともに、日本赤十字社やDMAT等とも連携し、情報共有と支援ニーズの把握に努めました。

活動を通じて、被災者の自立を支える「見守り型」の支援へと段階的に移行する重要性、そして平時からの多職種連携やシミュレーションの蓄積が、災害時の迅速な対応につながることを改めて実感しました。今後も地域医療・災害医療への貢献を継続してまいります。