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大学院生の朴依眞先生らの論文がChemical Sensesに掲載されました。
本研究では、健常成人を対象に、同一味質内(甘味)における甘味物質の識別能に着目し、味覚想起訓練が味覚感度および識別能に及ぼす影響について検討しました。5種類の甘味物質(グルコース、フルクトース、スクロース、マルトース、ラクトース)を用い、ろ紙ディスク法による味覚想起訓練を3日間実施しました。
その結果、訓練群では対照群と比較して、5種類すべての甘味物質において味覚閾値の有意な改善が認められました。これにより、味覚想起訓練は、同一味質内における味覚感度を向上させ、甘味物質間の識別能を高める可能性が示唆されました。
本研究は、同一味質内における味覚識別メカニズムの解明に向けた重要な知見を提供するものであり、今後のさらなる研究の発展および臨床応用への展開が期待されます。
なお、本研究の成果は、今後、東北大学総務企画部広報室を通じてプレスリリースされる予定です。